鷺宮製作所

サギノミヤの歴史

1940年「ベローズ研究所」設立。鷺宮製作所の歴史はここからスタートしました。

ベローズベローズとは、伸縮自在な金属管で、機器のコントロールを行ういわばセンサの一種。その生産には高度な技術を要し、当時、航空機や船舶のコントロール用エレメントとして広く産業から求められていました。

そのような時代背景の中、当社の創業者、西見茂は西見一郎 (現名誉会長)とともにベローズの研究に着手。1944年に苦難の末、世界的にも優れた性能をもつベローズの開発に成功し、本格的な生産を開始しました。

自動制御機器そして1948年 鷺宮製作所 設立を機に、ベローズの応用製品の開発・生産に着手。電力不足に対応して、トランスが過熱すると自動的に送電を遮断するサーモスタット、スチーム暖房のラジエターバルブやスチームトラップなどの商品化にも成功し、ベローズ専業メーカーから自動制御機器メーカーとして歩みをはじめることとなります。

その後、50年代〜60年代冷凍サイクル用自動制御機器重工業用(電力・造船・車両・化学など)制御機器家電やビル空調向けの自動制御機器を次々と市場に投入し、高い評価を得ました。

試験装置また、60年代から70年代にかけては、油圧サーボ式試験機を開発。産業用材料 (金属・ゴム・セメント・木材・セラミックスなど)からクルマ・電車などの車両や建築構造物といったものの動的疲労・振動疲労をシミュレーションできる画期的な試験機として国内外から高い評価を受けました。

エレクトロニクスと油圧サーボを高度に融合したこの試験機は、以後、クルマをはじめ、様々な分野で必要とされる試験ニーズに応えるマザーマシンとして産業に深く根づいていくこととなります。

半導体製造装置用機器2000年代に入るとエコキュートや燃料電池といった環境対応製品向け制御機器の開発を推進。また、試験機においては「電気サーボ試験機」を開発。従来の油圧式に比べ、省エネ・クリーンな試験を実現しています。

このように、時代の要請に応えて、サギノミヤの製品・技術は進化を遂げていきました。2020年、創業80周年を迎えた当社は、中期経営計画(Progress85)を策定し、「変化に対応できる企業」を目指します。

お問い合わせ先

株式会社 鷺宮製作所 人事部人材開発課
〒169-0072 東京都新宿区大久保3-8-2 新宿ガーデンタワー22階
e-mail jinji@saginomiya.co.jp Tel 03(6205)9101

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